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国際協力コンサルタントの水産エンジニアリング株式会社

TEL03-3359-9351

〒160-0022 東京都新宿区新宿2丁目16番8号 新宿北斗ビル

プロジェクト詳細detail

ツバル国 フナフチ港改善計画(桟橋+港湾施設)

<国の紹介> ツバル(Tuvalu)−大洋州−

1.面積/25.9平方キロメートル
2.人口/約1万2千人(2010年、世界銀行)
3.首都/フナフティ
4.民族/ポリネシア系(若干ミクロネシア系が混合)
5.言語/英語の他、ツバル語(ポリネシア系言語でサモア語に近い)を使用
6.宗教/主にキリスト教(プロテスタント)、殆んどの国民がツバル教会に属する。
(※外務省HPより:2011年11月現在)
<プロジェクトの紹介>
 ツバルは、広範囲に点在する9つのサンゴ礁島からなる南太平洋の島嶼国です。
 国内の航空路線を持たないため、船舶による海上輸送がツバル国民の生 活を根底から支える生命線となっています。政府が運用する島間連絡船は、首都フナフチから各離島に生活必需品を輸送し、離島からフナフチへ水産物 を運搬しており、生活を維持するためには不可欠な存在です。しかし、その島嶼間連絡船が利用するフナフチ港の桟橋の老朽化が進んだため、運搬可能 なコンテナ重量が制限され、また港湾荷役機材の不足により、荷役作業に支障が生じました。
 この計画は、フナフチ港における安全で円滑な陸揚げ機能 を改善することを目的としたプロジェクトです。

プロジェクト写真

内装1外観

        新桟橋(手前)と陸上施設を見る             保税倉庫の改修後の外観

内装2 内装3

            桟橋の全景                       保税倉庫

内装2内装3

          新桟橋に接岸する貨物船           新桟橋は「NIPPON WHARF」と命名された


概要

サイト所在地 ツバル国(大洋州)フナフチ島、フナフチ港湾地区(首都)
完工年 2009年 3月
施工会社 大日本土木株式会社 海外支店
施設概要 <土木>
L型桟橋施設整備(上部工:RC/下部工:鋼管杭)
−延長:80mL×16mW+50mL×12mW)
連絡橋(上部工:RC/下部工:鋼管杭)
−延長:51.5mL×8mW
漁船用階段整備、護岸整備、ヤード整備、係留ドルフィン(2ヶ所)、航路標識 等
<陸上施設>
保税倉庫改修(875u)、清水タンク(600トン)
<港湾荷役機材>
フォークリフト、トレーラー、牽引車両
その他